DISCOGRAPHY

8th 相愛性ヒエラルキー

私だけみていてよ

(La La) 

雑踏行き交う人 笑顔の仮面がお似合い そんな私もネットでは隠して笑顔を振りまく

(La La) 

本が好きで地味な私 
でも見てもらえるのが嬉しいの
待機場万全、通知も完全
台本通りに進行して
どうしたらバズれるかな? 

エゴで塗り固めた世界を手探る
空振する努力 積み重ねる 
今私だけ見つめてよ、 私だけ見つけてよ 
いいね!とか反響が 聞こえるだけで 高まるの
数多に輝く推し あなたは誰と踊る
今夜の私 可愛いでしょ
こっち来てよね

(La La) 

rap 
おかしいでしょ!あんな子の何がいいの? 私の方が声も顔も可愛いと思う! 

精一杯ギリギリ踏み込んで曝しているのに!
横から掠め取って ちょっと待っておいてかないで
独りで空回り 
情熱のパズルに時間をかけても 
見てもらえなきゃ意味が無いんだよ 
今私だけ見つめてよ、 私だけ見つけてよ 
調べても出てこない
あなたの再生(こえ)増やすトリック
出来ることは全て出し尽くしてしまったの 
あの子の様になりたいのに 
こっち見てよね

私だけ見つめてよ 
今私だけ見つけてよ 
今私に足りないもの 
今私がやりたいこと

誰にも噛みついて 可愛げのない私
それでも居てくれる 私でいいの?

今私だけ見つめてよ 
今あなただけ感じてる
自己承認モンスター
抑えられない苦しいの
あなたからの応援(こえ)は前から届いてる
甘く甘美に響わたる
もっと聴かせて おねがい

(La La) 


7th [Re:verse]

新しい誓い □□□□

絡みつく喧噪が 歩幅を挫く
孤独な道程に 冷たい雨が刺さる

理解なき旅路に 過去を思い馳せる
涙枯れ果てても 踊り続けてる

逆さまの景色 歪む記憶
交差する刹那のセカイ
早く ここから救い出してよ
明滅するシグナル

遡る未来へ


身勝手な期待引き摺って
身の無い綺麗事言って
誰もが望む嘘をついて
空虚な碑文 刻み込む

都合のいい思想 焼き込んで
思い通りの進路 舵きって
異論は許さない だって
「これがあなたの 望みでしょ?」

残響の言霊 笑い飛ばしては
不壊な規律なんて 踏みつけてゆく
鮮やかな赤で 真紅にそまる
今までもこれからも絶対
振り返らない

再生の視界 緋色の帷
連鎖する永劫のセカイ
早く 今から作り直してよ
転生するプロセス

切り替わる未来へ


逆説の詩歌 響き渡る
溶けて交わるこのセカイ


柔らかい雨が 頬を伝う
新生の白色セカイ
赤く 鮮やかに塗りつぶしてよ
改変する このロジック

ここからのミライ
始まりのReBirth

6th カラフルミライ

ひとつ星 はじいてふたつ星
せのびして指鳴らす 今日は晴れ!
大きな口いっぱいのソーダ味
ブルーハワイの空模様

ミツバチの花占い  赤、白、黄のポケット
隣のあの子とナイショのお話

カラフルナセカイ を いっぱいに散りばめて
まぜてまぜて 虹の追いかけっこ
あちこちに浮かんでる 星たち集めたら
とびきりのベッドにして夢を見よう

もし宇宙人に会ったらどうする?
甘いクッキーで乾杯したいな

カーテンの波に揺れ 落ちたなにいろクレヨン
スカートの色も ふわり風まかせ

カラフルナセカイを いっぱいに吸い込んで
うたえうたえ 笑うつきうさぎ
あちこちから聞こえる パレード見逃さないよう
とっておきの傘で迎えに行くよ

手をたたけ いちにのさんでさぁ飛び込んで

カラフルナミライを いっぱいに広げて
ざあざあ雨も笑い声に変わる
おひさまみたいな またね!に手を振るよ
とびきりの夢を一緒に見よう

5th シンギュラリティ・ヒューマノイド

Music&Guitar : Dango
Lylic:shigek0ng 
Bass: フラペ
Drums: デンジン
Illustration&Movie / りた https://twitter.com/rita_629

変わらない 冷たい空気
繰り返す 無限の時間

ぎこちなく映っていた
揺らぎ見る 蜃気楼のよう
『当たり前』 分かったフリ
嘲笑う 0か1か

ノイズを閉ざす

届かない 鈍色の瞳
転がった 合図を背に
落ちていく 扉の先
曖昧な 境界(エリア)抜ける

囁く声に
誘われるままに

錆びた地平線
くすんだ世界を睨み捨てる
どこまでも続いてく 煙る視界 渇いてく
積もっては沈むプリズム

遡る 記録(記憶)のページ
名も知らぬアルゴリズム
結末は破り捨てた
巡ってく 拡がる波紋

声が響いてく 色が灯ってく
書き換わるプログラム

割れた羅針盤
不安定な風に行き暮れる
あまりにも朧気な道の果て その先に
□(バグ)の答えを探してる

(native saw code ReWrite)

消えた残像に
紅掛かる空と月を仰ぐ
瞬いた星の群れ ノイズはもう 聞こえない
彩り降りしきるセカイ

4th 空のプリズム

Music&Lylic&Guitar:Dango
Bass:フラペ
Drums:デンジン
Illustration&Movie / りた https://twitter.com/rita_629

代わり映えのない 停滞の景色
ただひとり佇み 何を見る

モノクロの世界
『当たり前のことさ』
分かったフリして 夢を見る

透過してく関心 曇りガラスの瞳
いつまでここにいればいい?

空っぽのノイズ
虚空に 響かせて
誰かに届けば いいのにな

閃光の合図
夜空に 輝いては
誰かに届いて ほしいのにな

「いいな」

ねぇ、どうして ここは
こんなに 寒いの?
黒白の溶けた パレット
曖昧な認知 箱庭の導理
世界の仕組みを 解き明かす

遥か彼方までを 見通すような願い
歩き続ければいいのかな?

空っぽのかけら
心に かき集めて
何処かにかざせば いいのかな

偏光のかけら
心に 散りばめて
何処かで輝けば いいのかな

「いいよ」

指し示す羅針盤のよう
古い本のなかの
奇跡のような話

波紋のように広がる
波長あわせ

彩るよ

空のプリズム
瞳に 焼き付けては
色彩の風が 頬撫でる

空の青さを
瞳に 写し込んで
ここから歩いて いくんだよ

「いいね」

3rd 曖昧マリオネット

Music&Lyrics:dango
Illustrator:りた @https://twitter.com/rita_629

曖昧センチメンタル

気にしてる 何してる
いつもなら もうきてる 時間だ

いきを切らして 隣に滑り込む

いつのまに カラカラと
あいつから 感じてる 感触

クラクラり 頭がバグってる

〜interlude〜

おはようと ただ一つ
挨拶を かわせればハッピー

隠しきれない わがままじゃない

わからない わかってる
くるくると 輪廻する 感情

早くいつもの ご褒美をください

意味もないくせにさ 話かけないでよ
わたしの心から はやくきえてよ

曖昧マリオネット 気分はどうだい
雁字搦めの本能

もがくほどに からまりあう
奥のおくで きつく固結び

曖昧マニピュレイト 逃げ出せないや
いやでもしちゃう想像

勘違い しちゃうじゃない
やだやだやだ もっと狂わせて

〜interlude〜

あーでもない こーでもない
二人きり タイミングは 突然

わたしならそう、簡単なんだ

あなたから わたしから
さぁどうぞ 頭もう パニック

昨日さんざん 練習したじゃない

思考の迷路から 抜け出せないみたい
丁寧にしかけられた、無限ループの罠

曖昧マリオネット 懲りないのかな
繰り返される妄想

逃げ出しても いつのまにか
吊し上げて きつく固結び

曖昧リストレント 踏み出せないの
平行線の口論

うまく顔が見れないの
やだやだやだ もっと騙してよ

〜interlude〜

曖昧マリオネット 気分はどうだい
雁字搦めの本能

もがくほどに からまりあう
奥のおくで きつく固結び

曖昧マリオネット 気分は爽快
やぶれかぶれの行動

軋む糸に 体あずけ ふたり

やだやだやだ もっと おどらせて

2nd サマーウェーブ

Music:dango
Lyrics:shigek0ng
Illustrator:りた @https://twitter.com/rita_629

並んで揺れる影と
髪に触れる 凪ぐ風
昨日から変わらない 波音が消えない

寄せては返す 声に
苦い顔で 笑い 踊った
かけ違えたその手に 目が眩まないように

好きだ なんて だった なんて
愛想笑いだ やだな なんて様
ださいなぁ、なんてぼやいて 覗く
気のない後ろ姿

霞んでく横顔と
言葉探す 5時前
夏の陽射しに足を取られないように

照れ隠しも下手で なんだ どんな顔で
うそだ なんて おどけて
笑って なんでもないって 忘れて
なんて わかっていた なのに

青く 淡く 鳴らす 揺れる
今日も 明日も ずっと ここで

1st Glitter

Music:dango
Lyrics:shigek0ng
Illustrator:しゃるる

くるりくるり人々の 行き交う街 きらきらり
ぼんやり映るすき間から 覗く景色 きらきら

からりからり ひとりの夜 遠くの音 ゆらゆらり
ぼんやり映るすき間から 空を仰ぐほら、ほら

Glittering on heavy eyelids
The night I touched blinked warmly

ふわりふわり手のひらの上に 渇いた夜 はらりはらりら
くらいくらい影に手伸ばして 声を高くもっと、もっと

Glittering on heavy eyelids
The night I touched blinked warmly

ぽつりぽつり響き渡る声 絡まるささくれちぎり
ちらりちらり目の前の空を 駆けていくのいつか、いつか

Glittering on heavy eyelids
The night I touched blinked warmly